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ホロスコープにおけるハウスとは?
ホロスコープからあなたらしさや才能を読み解く際に使ったのは、
天体 と 星座(サイン)
のみでした。


実はホロスコープには、
ハウス
という、
もう一つ重要なファクターがあるのです。
ハウスとは?

ホロスコープを勉強し始めると必ず出てくる” ハウス “
馴染みがないと混乱するものNo.1です!

実はyujiさんのブログにハウスとは何か、とズバリ書かれているものはないんです…
サインが天球上の黄道を角度で12等分するのに対し、ハウスは地球上の観測地点から見て黄道を太陽が通過する時間に合わせて12分割するものである。このため、ハウスは観測地点の緯度や時刻に大きく左右される性質がある。ホロスコープを作成する際には天文暦などにある室項表からハウスの境界(カスプ)を割り出す必要があり、(サインの角度が一定なのに対して)ハウスの角度はそれぞれ異なっている。
– Wikipedia
小難しく書かれていますが、簡単にいうと、ハウスはある瞬間(ネイタルチャートなら生まれた瞬間)の太陽の位置を基準にホロスコープを12の部屋に分けたものです。
下図のように、星座が30度ずつの均等な幅であるのに対して、ハウスの幅はまちまちなのがお分かりになるかと思います。

わたしのネイタルチャート です。
12ハウスは幅が広く、2ハウスは狭いですよね。
また、生まれた瞬間に東の地平線にあった星座を1ハウスとし、その始まりをアセンダントと呼びます。

ハウスと星座の違い
星座もハウスも12個。、
しかも1ハウス=牡羊座、2ハウス=牡牛座・・・という管轄になっています。

じゃあハウスと星座って何が違うの??
両者の違いについて、yujiさんの著書には次のように書かれています。
星座がその人の「属性やタイプ」を表すのに対して、ハウスは「今回の人生で関わっていくべき領域」を教えてくれます。
(中略)
どのハウスに天体が配置されているかを見ることで、自分が今回ので「主戦場」にするべき領域が分かります。(中略)
– yujiの星読み語り
どんな武器を持っているかわかるのがハウスで、その属性を教えてくれるのが星座。別の言い方をするなら、どのステージで頑張るために生まれてきたのかわかるのがハウスで、何をどんなふうに学ぶべきかわかるのが星座と言えます。
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つまりハウスを見ると、自分がどの領域で力を発揮しやすいかが分かります。
ex) もらえる 運がある人…8ハウスが強いのかな〜
そして星座は、その人らしさを表しています。
ex) 綺麗好きな人…乙女座っぽいな〜
では、次の項目で、ハウスの担当領域をみていきましょう。
1〜12ハウス それぞれの意味について

ではそれぞれのハウスの意味について、星読みテラスさんの解説がとても詳しいので、そちらでみていきましょう!

もっと詳細を知りたい方は、+マークをクリックして、右下のリンクへGO!
1ハウス 個性、キャラ、自分
このハウスが表すのは、まさに自分自身。
– 星読みテラス
自分の性格や行動パターン、表向きの性格や容姿など、人の目に映る総合的な自分の姿や、自分の体質、健康状態などをあらわしているのです。つまり、第1ハウスから「人と接する時の自分はどんな自分か?」「人からどのような人として見られているのか?」を読み取ることができます。
第1ハウスの天体を読み解けば、自分自身を取り巻く環境や周囲との関わり方などが客観的にわかります。
2ハウス 財、所有、稼ぐ
このハウスが表すのは、「自分と、自分の所有する財との関わり」。
– 星読みテラス
「所有する財」とはお金だけではなく、自分の肉体、そこに宿る体力、時間、金銭など、物質以外のものも含めた資産すべてを示しています。
第2ハウスの天体を読み解くと、自分が所有するモノへの価値観や関わり方がわかります。特に財については、主に金銭を得るための方法やその願望を読み取ることができるでしょう。
3ハウス 発信、コミュニケーション、伝える、情報
このハウスが表すのは「伝達」。つまり、情報流通や人とのコミュニケーションと深い関わりがあるのです。
– 星読みテラス
それだけではなく、情報や知識をどのように収集するのか、どのような場面でどう活用するのかといった、物事を理解し判断する知性についても示しています。
第3ハウスの天体を読み解くと、自分が置かれている環境や自分と周囲との関わり方などがわかります。まだ自身では気づいていない、意外な自分も発見できるかもしれません。
4ハウス 家、家族、不動産
このハウスは、生まれ育った環境や生活、家庭などについてあらわしています。
– 星読みテラス
また、自分の居場所をあらわすこともあり、住まいなど自分の基盤となる場所、心の安らぎに繋がる物事や仲間などにも関わっています。
第4ハウスの天体を読み解くことで、自分の家庭環境についてや、家族や仲間との関わり方を把握できるでしょう。そして「ここに帰ると元気になれる」という自分のホームとなる場所を作り上げるための手がかりを得られますよ!
5ハウス クリエイティブ、恋愛
趣味や恋愛、創作、出産など、自分個人の楽しみや喜びを表現することがテーマ。
– 星読みテラス
自分の内側から湧き出てくるものを外へ向けて表現することをあらわしています。
(中略)
第5ハウスに天体が入っている場合、その天体を読みとけば自己表現の方法が分かります。自分の楽しみや喜びの表現の仕方、恋愛での愛情表現のヒントとなるでしょう。
6ハウス 健康、働き方、仕組み、医療
自分の能力を使って社会に出るために、人からの要求に応えられる自分を作っていくことが第6ハウスのテーマです。
– 星読みテラス
第1~6ハウスは個人の発達、第7〜12ハウスは他者や社会との関わりを表します。第6ハウスは、個人の発達の最終段階に当たります。
そのため、社会と繋がるための準備として、仕事をこなし、自分の能力を社会に対してどのように役立てていくかを学びます。また、仕事をする上での責任など外側からのプレッシャーで心身のバランスが崩れてしまわないように調整することが重要になります。
自分で健康管理をすることが大切です。そのため第6ハウスでは「健康」も扱われます。
第6ハウスの天体を読み解くと、社会の中での役割や自分の能力の活かし方、自分に適した働き方、健康についてが分かります。主に仕事、職場などで、社会的な自分を作っていくために何をすればいいかを知ることができます。
7ハウス パートナーシップ、契約、交渉
第7ハウスは、社会にデビューする最初のステージです。
– 星読みテラス
第7ハウスでは年齢、性別、国籍、人種など自分とは異なる立場にある様々な人たちと関わることになります。このハウスに星が多い人は、人との関わりを通じて人生の発展に繋がる出来事があるでしょう。
第7ハウスでは、結婚相手、人生のパートナー、ビジネスパートナー等と1対1のパートナーシップを築くことがテーマとなります。
第7ハウスの天体を読み解くと、社会の中での人間関係の築き方の傾向、結婚相手、ビジネスパートナーの傾向、人間関係から得られる恩恵などが分かるのです。
社会でどのように人と関わっていけば良いかを知ることができるでしょう。
8ハウス B面、もらえる、相続、霊・性
第8ハウスは、社会に出て多くの人と関わった後、特定の誰かや物事と深く関わるステージです。
– 星読みテラス
特定の相手や物事との深い関わり合いを通じて、様々な力を得ていきます。家族や先祖、血縁関係、縁の深い人から何かを受け継ぐことも第8ハウスのテーマです。受け継ぐものとは、遺産などの富や伝統芸能、伝統工芸、家系的な能力など。継承することで、自分の人生が大きく発展していくでしょう。
第8ハウスの天体を読み解くと、人との深い関わりから得られるもの、自分の家系から受け継ぐものの傾向などが分かります。
9ハウス 学問、旅、Away、海外、出版
第9ハウスは、他者と親密に過ごす世界から飛び出して、未知の体験をするステージです。
– 星読みテラス
親しみのある場所から飛び出し、未知の世界に触れ、探求していくことで新しい価値観を得て、精神的な成長を遂げていくのが第9ハウスの役割です。自分とは全く異なる価値観を持つ人達や物事との出会い。海外など未知の場所を旅して異文化に触れること。
第9ハウスに入ると、今までのしがらみから解き放たれて自由を手にします。心も解放され、様々な哲学と出会って自分の思想を大きく広げるでしょう。また、物質的・現実的なものよりも、抽象的で形の見えないものと縁が深くなります。
第9ハウスに星が多い人は、海外や様々な国の文化や思想と縁がある人です。生まれた地を遠く離れた生き方をする人も多いかもしれません。その場所でしか学べない専門的な分野を探求していく可能性もあるでしょう。
第9ハウスの天体を読み解くと、探求したいと思うものの傾向や、高い精神性、思想、高等教育、海外との関わりなどが分かります。
10ハウス 社会、組織、TOP、カリスマ
第10ハウスでは、社会における自分の役割や立ち位置といったことがわかります。向いている仕事や職業、社会的な成功を見るハウスです。
– 星読みテラス
仕事、職業、地位といったキーワードはまさに経験を経てたどり着く、社会で達成する公的な自分です。達成されるべき自分というのは、なにも職業だけではありません。なにか夢中になれるもの、夢中になっている自分の姿でもあるので、趣味や所属する社会的集団というものも連想されます。
第10ハウスは、あなたが社会で、自分らしさを表現するための肩書きを教えてくれるのです。そして、天体が第10ハウスに入っている場合は、社会でなにか目指すことや、達成すべきことを決めて生まれてきたのかも知れません。
第10ハウスに入っている天体から、社会で達成される自分のイメージをより具体的に読み解くことができます。
11ハウス 人脈、社会貢献
第11ハウスでは、友達関係やコミュニティ・サークルといった「仲間のグループ」に属したとき、自分らしさをどう発揮し人生の幸せに繋げていくか、その傾向が読みとれます。
– 星読みテラス
第11ハウスに天体がある場合、グループの中で、あなたがどんな楽しみや喜びを見つけ、人生に活かしていくのかがわかります。グループの中で自分のスタンスが明確になることは、友達や仲間から「あなたにいてほしい」「あなたのここがいい」と認められること。人生を充実させるための糧が見つかるということ。
第11ハウスには、愛される力や希望といったキーワードがあるのもそのためです。第11ハウスの天体は、他者からどのように恩恵(=愛)を受け取り、幸せを見出していくのかを教えてくれるのです。
12ハウス スピリチュアル、真理、宇宙
第12ハウスを表すキーワードには、見えない世界・無意識(潜在意識)・秘密・障害・抑制……といったものがあります。
– 星読みテラス
「目に見えない」「意識されにくい」ことで、心理学でいえば「集合的無意識」と捉えられるでしょう。見えていないけど、実はとてもパワフルにその力は働いています。意識と無意識にズレが生じて挟まれると、動きにくくなったり、葛藤を感じたりすることがあるでしょう。
第12ハウスの秘められたメッセージを知ることで、これまでの意識を超えてよりパワフルにスムーズに人生を歩むことができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
ざっくりとしたハウスの意味はお分かりいただけたでしょうか?
各天体ごとのハウスの詳細な意味を知りたい方は、こちらをご覧くださいませ。

6ハウスと9ハウスに天体の多い私。
6ハウス:自分に適した働き方を追い求める
9ハウス:探究心の強さがまとめに生かされている
担当領域の輪郭が浮かび上がってきているなぁと思います。
みなさんも、自分の活躍する場所はどこなのかを、ぜひ検証してみてください!